【中央時評】韓国、「望む外交」から「可能な外交」に切り替えるべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.30 08:24
もう11月末だ。韓国外交が慌ただしく駆けてきた2018年が暮れようとしている。振り返ってみれば非核化に対する期待の中で我々の努力により、胸が躍った南北首脳会談と朝米首脳会談が実現した。トランプ大統領・金正恩委員長の「言葉の戦争」の時より韓半島(朝鮮半島)周辺の緊張が大きく緩和された。大きな成果だ。
しかし緊張緩和を越えて平和定着のための意味ある進展は今後達成しなければならない課題だ。ことし9月の平壌(ピョンヤン)宣言で次の南北首脳会談はソウルで開くことにした。だが、間もなく12月だというのに特別な動きがない。終戦宣言も同じだ。この問題が朝米首脳会談の成功の是非に影響を受けるという。ところが朝米首脳会談がいつ開かれることになるのかまだ分からない。「9回表」の転換点に置かれた韓国外交はどこへ行くのだろうか。