韓国最高裁長官の車に火炎瓶投げた理由…「豚の飼料のため…」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.27 14:59
27日午前、出勤する金命洙(キム・ミョンス)最高裁長官の乗用車に火炎瓶を投げつけた70代の男は、国に損害賠償を求めた訴訟で最終敗訴した当事者であることが確認された。
ソウル瑞草(ソチョ)警察署によると、この日午前9時10分ごろ、ソウル瑞草区の最高裁判所で1人デモをしていたナム容疑者(74)が、金最高裁長官の乗用車が入ってくる瞬間、車に向けて火炎瓶を投げたという。
ナム容疑者は2004年5月から江原道洪川(ホンチョン)で養豚農家を運営し、2007年からは有機畜産物の認証を受け、これを毎回更新してきた。ナム容疑者は2013年7月、認証更新申請をし、ある営農組合法人が運営する米穀処理場が販売する副産物を購入して飼料を作ったが、同年、有機・無農薬認証の区分なく販売するという理由で書面で認証不可(非適合)通知を受けた。