<危機の韓国海運>営業力落ちる現代商船、船20隻増やして回復可能?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.27 10:56
「継続企業価値は4兆8386億ウォン(約4840億円)、清算価値は2兆5317億ウォン」。
韓進(ハンジン)海運の破産直前の2016年8月、三逸(サムイル)会計法人の会計調査で出てきた企業価値評価の結果だ。会社を清算するより事業を継続する場合の価値が2兆ウォン以上高いというのが、当時の分析の結果だった。しかし政府は韓進海運に破産宣告をした。
匿名を求めた韓進海運の退職者は「政府は大株主の努力が不足しているという理由で清算手続きを進めた。当時、韓進海運の不足資金は1兆ウォンほどだったが、清算後により大きな費用を払う構造調整をしている」と指摘した。