災害を経験した日本の反省…彼らは特別な基地局を設置
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.26 10:46
今年9月に北海道で地震が発生すると、NTTドコモは東部釧路市で「大ゾーン基地局」を稼働した。地震で発電所が停止したことで停電が発生し、通信障害につながった。
大ゾーン基地局は災害時に稼働する基地局。通常、半径1、2キロほどをカバーする一般の基地局とは違い、半径7キロをカバーできる。ある基地局が被害を受けても該当地域の近隣にある大ゾーン基地局が代わりにカバーできるよう考案された。
NTTドコモなど日本の移動体通信会社が広域基地局の設置を始めたのは2011年の東日本大地震の後だ。当時、NTTドコモだけでも6720カ所の基地局が被害を受けた。復旧に1カ月半もかかったうえ地震と津波による通信途絶も重なり、被害は大きく膨らんだ。