韓国国立公園覆うカラマツ、放置も伐木もできず…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.23 15:10
先月25日午後、江原道太白市(カンウォンド・テベクシ)太白山(テベクサン)国立公園チェダンゴル入口。30メートル前後の大きな体長を誇り空に長くのびたカラマツ数百本が森を成していた。
同行した国立公園管理公団生態復元部のキム・ビョンブ課長は「他の樹種が生息できないため国立公園にカラマツ人工造林地が多いことは望ましくない」と話した。単一樹種で成り立つ森は病虫害や山火事にも脆弱だ。
寧越郡(ヨンウォルグン)マンハンジェ峠に到る近隣の道路周辺のあちこちでもカラマツ人工造林地が見られた。海抜1000メートル地点から見下ろすとカラマツの森は紅葉が色づく周辺の森とは明確に区別された。キム課長は「はやく育つから山崩れを予防できて炭鉱坑木にも良いため1960~70年代にはカラマツをたくさん植えた」と説明した。