「南北鉄道共同調査、米国も全幅的支持」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.22 09:50
米国政府が南北間鉄道連結のための共同調査事業に支持の意志を表明したと韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長が20日(現地時間)、明らかにした。南北間鉄道連結のための共同調査は米国政府がこれまで制裁違反の可能性があるとしてブレーキをかけていた事業だ。李本部長はこの日、ワシントンで米国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮担当特別代表と韓米ワーキンググループ第1回会議を終えた後、「米国側が南北鉄道共同調査事業に対して強力かつ全面的な支持、ストロングサポート(strong support)を表明した」と説明した。また、韓国政府は鉄道現代化に向けた着工式の年内開催が目標という点も再確認した。
9・19平壌(ピョンヤン)共同宣言で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は年内の東・西海線鉄道および道路連結のための着工式を行うことにした。だが、着工式前に行われる南北の共同調査についても、米国政府が制裁違反問題を提起して共同調査は先送りされたままだった。北朝鮮非核化と南北協力事業に対して韓米が協調するために発足したワーキンググループ初回会議で、米国側が支持を表明したことを受けて共同調査事業が再開される可能性が開かれた。