韓国ペクリョン島から15キロの北朝鮮長山串、砲門は開いたまま(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.16 15:40
13日午後、ペクリョン島の沈聴閣(シムチョンガク)展望台。15キロ離れた海の向こうが北朝鮮の長山串(チャンサンゴッ)だ。展望台の望遠鏡で見ると、中国発の黄砂がかかる中、長山串の海岸の崖が見える。入り口が空いている坑道がいくつか見えた。
西海(ソヘ、黄海)の韓国最北端の島ペクリョン島は当然、北朝鮮の黄海南道(ファンヘナムド)から近い。仁川(インチョン)からは直線距離で175キロ離れている。この日午前、仁川港沿岸旅客ターミナルからペクリョン島に来るのに4時間かかった。快速船でだ。ペクリョン島を含む西海5島には常に緊張感が漂っている。ペクリョン島近隣では大青(デチョン)海戦(2009)、韓国哨戒艦「天安」襲撃事件(2010)が発生した。東南側に90キロ離れた延坪島(ヨンピョンド)では延坪海戦(1999、2002)と延坪島砲撃事件(2010)があった。