韓国大統領府報道官「北の欺まんはない」…野党「誰の報道官か」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.14 08:26
米戦略国際問題研究所(CSIS)の報告書に対する青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官の発言が政治的な論争を呼んだ。金報道官はこの日午前の定例記者会見で、北朝鮮の未申告ミサイル基地13カ所を確認したというCSISの報告書について「新しい内容は一つもない」と述べた。
金報道官は「CSIS報告書の出処は商業用衛星だが、韓米当局は軍事用衛星ではるかに詳細に把握している」とし「政府が国防白書で『北は短距離ミサイルを1000基以上確保している』と公開したが、この1000基には(CSISが公開した)サッカンモル基地も含まれている」と説明した。続いて「サッカンモルの施設は『スカッド』と『ノドン』など短距離用」とし「大陸間弾道ミサイル(ICBM)や中距離弾道ミサイル(IRBM)とは関係がない」と述べた。