「北朝鮮秘密ミサイル基地」の米報告書に…韓国側「すでに把握している内容」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.13 16:06
北朝鮮内に未申告と推定されるミサイル基地が少なくとも13カ所あることを確認したという米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の報告書に関連し、韓国の青瓦台(チョンワデ、大統領府)が13日、「すでに把握している内容」と明らかにした。
青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官はこの日、春秋館で記者らに対し「CSISの報告書は商業用衛星から出たものであり、韓米情報当局は軍事用衛星を利用してはるかに詳細に把握している内容」と明らかにした。
これに先立ちCSISの今回の報告書作成に参加したジョセフ・バミューデス研究員は、確認されたミサイル基地は山岳や渓谷などに散在しているとし、これら基地ではいかなるミサイルでも核弾頭を搭載できると診断した。報告書は、過去に短距離弾道ミサイルを発射した黄海北道黄州郡(ファンジュグン)サッカンモル一帯のミサイル基地が現在も運営されていると伝えた。