「ヒ素検出」日本製BCGワクチンを回収=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.08 08:11
韓国保健当局が基準を超えるヒ素が検出された日本製経皮用BCGワクチンの回収措置を取り、安全なワクチン接種を受けることができる医療機関リストを公開した。
韓国食品医薬品安全処は7日、「日本厚生省が結核予防のために1歳未満の乳児が接種するBCGワクチンの添付溶剤(生理食塩液)から基準を超過するヒ素が検出され、出荷を停止したと発表したことを受け、国内で該当製品を回収する」と伝えた。回収対象製品は日本ビーシージー製造の「経皮用乾燥BCGワクチン」。14万2125個の製品が流通したことが確認された。
経皮用ワクチンは皮膚に注射液を塗った後、9本の針がついた注射器を使ってスタンプを押すようにして接種する。1つの製品にワクチンアンプルと生理食塩液、接種用針がセットで包装されている。ヒ素が検出されたのはワクチン自体ではなく生理食塩液。