【社説】韓国経済を崩壊させても「危機論の根拠ない」という青瓦台の認識
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.05 16:12
文在寅(ムン・ジェイン)政権の発足後、韓国経済の成績表が非常によくない。半導体輸出の好調を除けば、生産・投資・雇用・消費・輸出など経済全般が自由落下中だ。生産・投資は6カ月連続で減少し、雇用は9カ月連続で失業者が100万人を超えている。輸出は半導体を除けばマイナス成長だ。消費もよくない。その結果、世界先進国の好況とは違い、韓国経済は今年と来年の成長率が2%台にとどまる見通しだ。
しかしその張本人の一人、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の張夏成(チャン・ハソン)政策室長は昨日、政府・与党・青瓦台会議で政策の失敗に対する原因分析なく、責任を転嫁する発言をした。張室長は「一部では最近の経済状況を危機と規定したりするが、韓国経済に対する根拠のない危機論は国民の経済心理を冷え込ませ、経済をさらに厳しくする」と述べた。韓国の産業競争力が低下しているという国内外研究機関の警告を根拠のない危機論と主張したのだ。