サムスン電子、過去最大の業績だが…営業利益の8割が半導体、モバイルは5年で半減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.31 11:29
サムスン電子が四半期基準で過去最大の営業利益を収めた。サムスン電子は31日、7-9月期の売り上げ65兆4500億ウォン(約6兆4744億円)、営業利益17兆5700億ウォンを記録したと明らかにした。営業利益は四半期基準過去最大で、売り上げは昨年10-12月期の65兆9800億ウォンに次いで2番目に高い。
業績好調を牽引した功労者は断然半導体だ。年初から続く高止まり議論にも過去最高の成績を出した。7-9月期の半導体部門売り上げは24兆7700億ウォン、営業利益は13兆6500億ウォンを記録した。2016年の年間半導体営業利益13兆6000億ウォンより多い。前四半期より売り上げは12%、営業利益は15%増加した。
プレミアムメモリー半導体が貢献した。京畿道平沢(キョンギド・ピョンテク)の半導体工場に増設した新規ラインで64段3DVNAND、10ナノ級DRAMのようなプレミアムメモリー半導体出荷量が増えた。サムスン電子は「これら製品で原価競争力を強化した。技術リーダーシップと弾力的な製品ラインナップを通じ市場需要に積極的に対応する方針」と明らかにした。