韓経:安倍の米中二股外交…「中国の経済協力、実利なかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.29 09:36
日本の安倍晋三首相が日本の首相としては7年ぶりに中国を公式訪問し習近平中国国家主席、李克強首相と首脳会談をした26日。同じ時間に北京では両国企業関係者1000人余りが参加する中で「日中第三国市場協力フォーラム」が開かれた。日本最大の財界団体である日本経団連の会長である中西宏明日立製作所会長や、安永竜夫三井物産社長ら日本を代表する企業関係者500人ほどが総出動した。米国、フランス、ドイツなど他の国家首脳会談経済使節団を圧倒する規模だ。日本政府が今回の首脳会談にどれだけ力を入れているかを見せる部分だ。
首脳会談を通じ習主席と安倍首相は両国関係の正常化を宣言した。両国企業は第三国のインフラ共同開発など50件に上る大型の了解覚書(MOU)を結んだ。日中両国では2012年9月の日本の尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化措置で急冷した両国関係が正常化し新しい段階に入り込んだという評価が出ている。