「民間企業の月探査」、世界一番乗りは日本企業か
ⓒ 中央日報日本語版2018.09.28 06:48
日本のあるベンチャー企業が、3年後に自主開発したローバー(月面探査車)を月表面に着陸させて各種ミッションを行うという計画を発表した。この計画が成功すれば民間企業では世界初の月探険となる。
日本メディアは27日、日本ベンチャー企業アイスペース(ispace)が2021年ごろに自主開発したローバーを月面に着陸させる計画を発表したと報じた。2020年に米国の民間宇宙企業スペースXのロケットを使って月軌道を周回する検証過程を経た後、2021年半ばごろに月面探査に挑戦するという計画だ。
同社が開発予定のローバーは、全長60センチ・重量10キロほどで、4つの車輪を備えている。ローバー2台を月面に送り込み、2週間にわたって月を探査する。プロジェクト名は、日本の神話に登場する月を象徴する白いウサギ(白兔、HAKUTO)と月面探査実現への挑戦を再び始める(Reboot)という意味を込めて「HAKUTO-R」と名付けた。