【社説】秋夕連休中の「ニューヨーク外交」に韓半島の運命がかかる=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.09.22 13:22
北朝鮮から帰ってきた文在寅(ムン・ジェイン)大統領があす米国に向けて出発する。平壌(ピョンヤン)と白頭山(ペクドゥサン)で韓半島(朝鮮半島)を熱くした2泊3日の訪朝日程による疲れがまだ消えない中、今度は米国を訪れる。韓半島の非核化と平和定着のための任務がそれだけ大きいという傍証だ。
文大統領は秋夕(チュソク、中秋)の24日にトランプ米大統領と首脳会談をし、27日には国連総会で演説する。日程が慌ただしく進行しているが、重要なのは第3回南北首脳会談の合意事項に対して米国と国際社会の支持を受け取ることだ。そうしてこそ非核化に向けた米朝対話に弾みがつき、南北関係改善の努力が動力を得るからだ。
米国に行く文大統領の肩の荷は決して軽くない。しかし足取りまで重いわけではない。トランプ大統領が「9月平壌共同宣言」に前向きなコメントをし、「韓国と北朝鮮の間で大きな進展がある」と評価したことから分かるように、第3回南北首脳会談の結果にひとまず好意的な反応を見せている。