自動で芝刈り、荷物運搬…ロボット名家を目指すLG
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.19 14:37
#1.「こんにちは。私はお客様をサポートする『クロイ(CLOi』です」。最近、ベーカリーチェーン「パリバゲット」ソウル良才(ヤンジェ)本店ではLGエレクトロニクスが開発した家庭用ハブロボット「クロイ・ホーム」が客を迎えている。ロボットに近づくと「私の頭をなでてください。よいパンを推薦します」と先に話しかけてくる。親には焼きたてのパンが出る時間を知らせ、子どもの前ではアニメ動画を見せたり踊ったりする。クロイは家庭では声を聞いて洗濯機・エアコンなどの家電製品を制御し、乳児には子守歌を聞かせるなど「執事」の役割をする。
#2.ドイツのベルリンで開催された「国際家電見本市(IFA)2018」のLGエレクトロニクス展示館。1日(現地時間)、車椅子で現場を訪れたオランダ人観覧客のイアンさんは「重さがどれほどか、いつから販売されるのか知りたい」と言って案内員に質問を続けた。イアンさんが関心を見せたのは、腰と脚に着用すれば大きな力を出せる「クロイ・スーツボット」だった。
LGエレクトロニクスがロボット事業を加速化している。LGエレクトロニクスは18日、「来月まで試験運営をし、早ければ年末までに『クロイ・ホーム』を出す予定」と明らかにした。昨年、仁川(インチョン)国際空港に案内・清掃ロボットとしてクロイを供給したのに続き、家庭用ロボットまで商用化するということだ。