韓国企業団の訪朝に…米国、南北経済協力の先行を懸念してけん制の雰囲気
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.18 09:24
米国国務省が、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の18日の訪朝に、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長を含めた4大グループのトップが同行することをねらって、完全な制裁の履行を強調している。ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送が国務省に要請した韓国財界人の訪朝に対する論評でだ。
国務省報道官室関係者は15日(現地時間)、「すべての国連加盟国が安保理決議で禁止された『特定分野商品(sectoral goods)』を含めて国連制裁を完全に履行することを期待する」と明らかにした。あわせて「すべての国々が北朝鮮の不法な核・ミサイルプログラムの終息に協力しなければならない責任を真剣に受け入れることを期待する」と付け加えた。これは米国が、韓国の財閥トップの訪朝で北朝鮮との具体的な経済協力議論をする可能性にあらかじめブレーキをかける意味とも取ることができる。