現代車、米国のカーシェアリング情報会社に投資
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.12 15:20
現代自動車が米国のモビリティーサービス会社に投資する。米国の共有経済市場に進出するための土台を固め、アジア・欧州・北米をつなぐ「モビリティービジネスベルト」を構築するためだ。しかし韓国国内では規制などのためカーシェアリング事業への投資も育成もできない状況だ。
現代車は11日、「Migo」と相互協力のための戦略的投資をすると明らかにした。Migoは2016年に米シアトルで設立されたモビリティーサービス専門会社。昨年、米国で初めて「モビリティー多重統合」概念の新しいカーシェアリング関連サービスを始めた。
サービスの核心は、さまざまな共有サービスや公共交通のうち使用者に最も適したサービスを探して連結することだ。使用者がアプリケーションを利用して移動したい目的地を入力すれば、Migoはいくつかの共有サービスおよび公共交通の料金や所用時間を比較できるよう情報を提供する。米国の代表的なカーシェアリングサービスのCar2Go、Zipcar、配車サービスのUber、Lyftだけでなく、LimeBikeやSpinのような自転車共有サービス情報を容易に確認でき、バス・電車など公共交通情報も同時に知ることができる。Migoはこの過程で顧客が選択した会社から一定の手数料を受けて収益を出している。現在ニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴなど主要75都市でサービス中だ。