仕事がなく閉鎖する現代重、海洋工場に造船物量を投入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.15 12:12
現代重工業が今月末に稼働中断予定の海洋工場(海洋プラント事業本部)に造船事業本部の物量を一部投入し、今年末まで作業を継続する計画だと14日、明らかにした。これを受け、一部では失業問題がある程度解消するという期待が出てきたが、会社側は新規物量でなく海洋工場は予定通り今月末に稼働を中断すると明らかにした。
海洋プラント事業本部は原油・ガス生産設備など海洋設備を生産する。1983年に竣工して工場の稼働を開始し、豪州ゴーゴン(Gorgon)海洋プラントなど大型事業をしてきたが、最近4年間は新規受注がなかった。2014年11月のアラブ首長国連邦(UAE)ナスル(NASR)原油生産設備の受注が最後だ。この設備を今月中に完了して出港すれば受注分が完全になくなる。工場の稼働を中断するのは竣工後初めてだ。現代重工業の関係者は「仕事を新しく確保すればいつでも再稼働するが、新規受注が難しい状況であり、いつになるか分からない」と述べた。