韓経:世界経済活況なのに韓国だけ不振…2008年の金融危機当時より悪い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.01 10:06
韓国の相当数の景気指標は2008年の米国発金融危機当時の水準、またはそれ以上に悪化した。10年前の危機は外から訪れたが、今回は先進国をはじめとする世界経済が活況を見せているという点でさらに大きな危機感を抱かせていると指摘される。
韓国の経済成長率は金融危機が起きた2008年10-12月期にマイナス3.3%と真っ逆さまに落ちた。その後2009年1-3月期が0.1%、4-6月期が1.5%、7-9月期が2.8%を記録し回復傾向に転じた。しかし昨年10-12月期にはマイナス0.2%で9年ぶりにマイナス成長を記録した。今年1-3月期は1.0%の成長に戻ったが、4-6月期は再び0.7%と0%台に落ちた。
失業率は金融危機当時よりさらに悪化した。失業率は2008年に3.2%、2009年に3.6%だったが、今年6月基準では3.7%まで上がった。15~29歳の青年失業率はさらに深刻だ。2008年に7.1%、2009年に8.0%だった青年失業率は今年6月には9.0%まで上昇した。