韓経:【社説】韓国が死蔵させた法案持っていき幹細胞1位になった日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.01 09:03
日本の厚生労働省が世界で初めて人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使ったパーキンソン病治療の臨床試験を承認した。iPS細胞は皮膚細胞に特定の遺伝子を注入して多様な細胞と機関などに育つように作った幹細胞だ。臨床試験が成功すればパーキンソン病や他の難病治療に画期的な転機が設けられる見通しだ。
幹細胞後発国だった日本が世界を先導する背景には政府の果敢な支援と規制撤廃が背景にある。日本は幹細胞分野を新産業として育成するために韓国が2011年に導入した「医薬品迅速許可制」にアイデアを得て2014年に再生医療関連法を制定した。この法律により臨床初期の安全性だけ確認されれば幹細胞治療剤が難病患者に活用できるように「先承認、後評価」の制度を導入した。最後の臨床3相に必要とされる数千億ウォンの資金負担を減らし、治療剤発売も3年ほど繰り上げた。