韓日中国会議員囲碁大会が８月８日－１０日、韓国国会で開催される。韓日議員囲碁大会は１９９９年以後８回、韓中議員囲碁大会は２０１３年以降３回開かれたが、韓日中議員囲碁大会は初めて。

国会棋友会長の元裕哲（ウォン・ユチョル）自由韓国党議員は３０日、中央日報との電話で「２０１５年に棋友会長を務めてから推進してきた韓日中議員囲碁大会が実現することになった」とし「韓日中議員が手談を通じて親睦を深める一方、大気汚染や安全保障問題などについても議論する予定」と説明した。

年初に平昌（ピョンチャン）冬季オリンピック（五輪）開幕を記念して韓日中議員囲碁大会を推進したが、中国が両会（全国人民代表大会、全国人民政治協商会議）を控えていたため不発となった。２０１６年末にもＴＨＡＡＤ（高高度防衛ミサイル）配備、韓日軍事情報保護協定など政治的イシューのために実現しなかった。

囲碁大会をきっかけに日本と中国の政界の要人が韓国を訪問する。日本からは菅直人元首相と柳本卓治囲碁議連会長（自民党）、小沢一郎自由党共同代表らが参加する。中国からは朱小丹団長（政協香港・マカオ・台湾華僑委員会主任）を筆頭に杜鷹政協主任、常振明中信集団董事長（代表取締役）らが参加する予定だ。

韓国の国会棋友会は元議員のほか、呉済世（オ・ジェセ）共に民主党議員（首席副会長）、李鍾九（イ・ジョング）韓国党議員（副会長）、金成植（キム・ソンシク）正しい未来党議員（副会長）、金起善（キム・ギソン）韓国党議員（事務総長）、権七勝（クォン・チルスン）民主党議員（幹事）、金玄権（キム・ヒョングォン）民主党議員（幹事）、国手のチョ薫鉉（チョ・フンヒョン）韓国党議員（顧問）など２８人が活動している。

元議員は「韓日中が順に大会を開催する案を推進中で、今後も非政治的な分野で交流を活性化しようという内容の共同声明発表も計画している」と述べた。