宝船疑惑…韓国政府、「仮想通貨詐欺など調べたい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.26 08:44
宝船という幽霊が韓国社会を騒がせている。150兆ウォン(約14兆7500億円)ほどの金塊が載っている宝船が発見されたという未確認のうわさのため金融市場にひと騒動が起こり政府が結局刀を抜いた。
金融監督院が宝船議論を起こしているロシアの軍艦「ドミトリードンスコイ号」の実体と関連して先週企画調査に着手したのに続き、25日には尹碩憲(ユン・ソクホン)金融監督院長が調査の意向を表明した。この日国会政務委員会の業務報告に出席した尹院長は、宝船議論に対し「違法な資金集め、違法マルチ商法、詐欺などを中心に綿密に調べたい」と話した。彼は宝船を発見したと主張するシニルグループが仮想通貨を発行して投資金を募集したという疑惑と関連しても「その部分も認識している」と明らかにした。仮想通貨発行の適正性に対しても調査するという意味とみられる。