北朝鮮産石炭の密売疑惑船舶、韓国に8回出入りしていた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.20 07:10
国連安全保障理事会が禁じている北朝鮮産石炭の密売に介入した疑惑を受けている船舶が、韓国の港に相次いで入っていたことが確認された。
中央日報が19日、韓国政府の資料などを確認した結果、パナマ所属のカイシャン号は安保理決議2371号によって北朝鮮の石炭輸出が全面的に禁止された昨年8月以降、8回にわたって蔚山(ウルサン)港や浦項(ポハン)新港、仁川(インチョン)港、平沢(ピョンテク)港、釜山(プサン)港などに入港して貨物の積み下ろしをして出港した。最後の入港は4月30日だった。カイシャン号は安保理傘下の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが、北朝鮮から石炭を積み出して制裁を違反していると指定した船だ。