マリンオン墜落は機体欠陥のため? 韓国産ヘリコプター輸出にも悪影響
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.19 08:17
韓国で起きた上陸機動ヘリコプター「マリンオン」墜落事故で5人の人命を亡くした海兵隊は18日、陸・海・空軍と国防技術品質院と共同で事故調査委員会(調査委)を設けて本格的な事故原因の究明に乗り出した。調査委員長はチョ・ヨンス海兵隊戦力企画室長(准将)が務める。海兵隊関係者は「予断はせずにさまざまな可能性に対して調査する考え」と伝えた。事故原因はひとまず機体欠陥側に軸足が置かれる。
監査院は、昨年7月に防衛事業庁がスリオン(マリンオンの元モデル)の結氷問題を解決できず、落雷保護機能を十分に備えていない点を指摘した。スリオンは2015年にもエンジンに不具合が発生し、昨年11月の試験飛行の時にも機体の異常で緊急着陸した。しかし17日の事故は監査院の指摘事項と次元が違う。