米国務長官「北朝鮮の非核化まで制裁続ける」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.09 13:45
ポンペオ米国務長官は8日、「最終的で、完全かつ検証された非核化(FFVD)をするまで北朝鮮に対する制裁を維持する」と明らかにした。東京で開かれた韓日米外相会談後の記者会見でだ。ポンペオ長官は6-7日、平壌(ピョンヤン)に滞在しながら金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長と非核化問題などについて議論した後、日本を訪問した。
ポンペオ長官は米朝交渉について「善意を持って生産的な対話をした。進展があった」としながらも「対話の進展は前向きだが、これだけで従来の対北朝鮮制裁の緩和を正当化することはできない」と強調した。
ポンペオ長官は北朝鮮を訪問する前、「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)」の代わりに「FFVD」に表現を変え、交渉の焦点が査察・検証にあることを示唆した。しかし非核化ロードマップや査察・検証に関する合意は最後まで出てこなかった。