【グローバルアイ】「散歩サッカー」とサムライの弁明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.06 07:53
「友人はこんな試合は見たくないといってチャンネルを変えた。そしてコロンビアと戦うセネガルを応援した。私は日本が決勝トーナメント進出のために確率の高い選択をしたと考えたが、彼の考えは違っていた。10年以上の付き合いの彼と初めて激しく口論をした」。
1日、フジテレビのワイドショーに出演したアイドル出身の俳優が紹介したエピソードだ。トークのテーマは、「散歩サッカー」という酷評が相次いだロシアワールドカップ(W杯)グループリーグの日本-ポーランド戦(日本時間6月28日夜)だった。
コロンビアがセネガルに1-0とリードし、日本はポーランドに1-0とリードを許した状況。セネガルが同点ゴールを入れれば敗退というリスクを負いながらも、日本は後半終盤の10分間ほど散歩をするようにゆっくりと自陣でボールを回した。観客のブーイングの中、日本はセネガルよりイエローカードが少なかったため「フェアプレーポイント」で決勝トーナメント進出に成功した。フェアプレーポイントを非紳士的な「散歩サッカー」で築いた希代の逆説だった。