南北鉄道の連結・現代化に合意、列車で欧州に?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.27 16:08
南北(韓国・北朝鮮)は26日、板門店(パンムンジョム)南側の「平和の家」で開催した鉄道協力分科会談で、南北鉄道の連結と北朝鮮鉄道の現代化のための共同研究調査団を構成することで合意した。また、共同調査に基づいて北朝鮮地域の鉄道現代化に向けた対策を用意し、早期に着工式をすることにした。南北はこれを骨子とする5項目に合意し、共同声明文を発表した。南北が鉄道連結問題を協議したのは2008年1月以来10年ぶり。
金正烈(キム・ジョンリョル)国土交通部第2次官と金潤革(キム・ユンヒョク)北朝鮮鉄道省次官がそれぞれ首席代表として出席したこの日の会談で、双方は東海(トンヘ)線と京義(キョンウィ)線の鉄道現代化を推進することで一致した。東海線は金剛山(クムガンサン)-豆満江(ドゥマンガン)、京義線は開城(ケソン)-新義州(シンウィジュ)区間だ。共同調査は7月24日に京義線から始める。
また南北は7月中旬に京義線のムン山(ムンサン)-開城、東海線の猪津(チェジン)-金剛山(クムガンサン)など、すでに連結した区間の点検を共同で実施する予定だ。さらに南北は駅舎周辺工事と信号・通信開設など必要な後続措置を推進することにした。