済州のイエメン難民、モーテル2人部屋に5人…一日一食の日も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.26 10:01
25日昼12時、済州(チェジュ)出入国・外国人庁。この日午後3時から始まる難民審査を控えてイエメン人20人ほどが集まっていた。表情には難民審査に対する不安感と同時に「もしかすると」という小さな希望が入り混じっていた。
この人たちはビザがなくても入国が可能な済州道を訪問して難民申請をしたイエメン人549人の一部だ。審査は4月30日に法務部の出道制限措置が取られる前に済州を出た人たちを除いた486人に対して行われる。
出入国庁は今回の審査のために1人だった審査官を3人に増やし、アラビア語専門通訳2人を追加で配置した。しかし審査できる人員は一日2、3人にすぎない。通訳を通じて一つ一つインタビューをしながら、政治的・宗教的・性的迫害があったかどうかを細かく調べる必要があるからだ。