韓国科学技術院のAI武器に反対した外国学者「AI武器は韓半島平和に脅威」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.22 17:39
「人工知能(AI)自律武器は韓半島(朝鮮半島)の平和にも脅威となる可能性がある」。
トビー・ウォルシュ豪ニューサウスウェールズ大教授(54)は21日、ソウルのウェスティン朝鮮ホテルで開催されたセミナーでこのように述べた。科学技術情報通信部と韓国科学技術院(KAIST)が主催した国際セミナー「人工知能の駆使」でだ。ウォルシュ教授は4月、KAISTの人工知能武器研究を問題視し、共同研究のボイコットを宣言した。ウォルシュ教授が主導したボイコットには30カ国の約50人の学者が参加した。共同研究中断宣言は英文記事の翻訳ミスによるハプニングという結論が出たが、人工知能武器化に対して倫理的な問題を投げかけた。ウォルシュ教授の訪韓は申成澈(シン・ソンチョル)KAIST総長の招待で実現した。