日本メディア「米朝交渉、完全に北朝鮮ペースで進みつつある」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.20 16:25
日本メディアは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の3回目の訪中に対し、「米国との交渉を控えて中国を友軍に引き入れようとする北朝鮮、北朝鮮への影響力を強めて存在感を強化しようとする中国の思惑が合致した」と分析した。
20日、朝日新聞は、具体的な非核化プロセスと期限に対する米国との交渉を控えた金委員長としては「段階的措置に伴う見返り」に対する中国の支持に基づき、米国の譲歩を引き出す狙いだと伝えた。
同紙は、北朝鮮にとっては、米国との交渉を有利に進めるため、「後ろ盾」となる中国との連携を強化し、足場をさらに固める狙いがあると分析している。また、中国に対しては「今後の朝鮮半島問題で主導権を握るためにも、終戦宣言や平和協定の手続きに中国を加えるよう求めていく構え」と伝えた。