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<W杯>「大会初退場の幸運」…初戦で反乱起こした「おっさんジャパン」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.20 07:56
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日本サッカーが試合序盤の退場で数的劣勢になったコロンビアを相手に2018ロシアワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦で勝利した。

西野朗監督が率いる日本は19日、ロシア・サランスクで行われた2018ロシアW杯H組グループリーグ第1戦でコロンビアを2-1で破った。2010年南アフリカW杯のデンマーク戦以来2大会ぶりにW杯勝利をつかんだ日本は好スタートを切った。また、W杯史上初めてアジアのチームが南米のチームに勝利した試合となった。一方、2014年ブラジルW杯で8強入りしたコロンビアは初戦で予想外の黒星スタートとなった。

 
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでもコロンビアが16位、日本が61位で、客観的な戦力でコロンビアの優勢が予想されていた。日本は4月、成績不振のためハリルホジッチ監督を解任し、西野朗日本サッカー協会技術委員長を監督に選任するなど落ち着かない雰囲気が続いていた。監督が交代しても特に変化が見られないという批判も多かった。平均年齢28.17歳と、今までの代表チームで最高齢の日本代表に「侍ジャパン」でなく「おっさんジャパン」という声も出ていた。

しかし本大会の初戦の序盤に意外な変数が発生し、両チームの明暗が分かれた。前半3分、コロンビアのカルロス・サンチェスがペナルティーエリア内で香川真司のシュートを手でブロックし、レッドカードを受けたのだ。今大会最初の退場であり、W杯史上2番目に早い時間の退場だった。このPKを香川が落ち着いて決めて日本が先制した。

もちろん数的な劣勢にもかかわらずコロンビアも反撃を見せた。前半39分、フアン・キンテロが日本選手の壁の下を通すFKで同点ゴールを決めた。日本のGK川島永嗣が飛び込んでボールを止めたが、すでにゴールラインを通過した後だった。しかしコロンビアは後半に入ると体力が顕著に落ちていった。日本は試合の主導権を握り、後半28分、CKから大迫勇也がヘディングシュートを決めた。

コロンビアはハメス・ロドリゲス、カルロス バッカなどFWを投入して得点を狙ったが、先発選手の体力が消耗していた。コロンビアは特に大きなチャンスも作れず、そのまま試合終了を迎えた。4年前のブラジルW杯グループリーグでコロンビアに1-4で敗れた日本としては雪辱を果たす形になった。

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