トランプ氏、また「韓日中が北に援助」…米、“非核化”だけ自分のものにして支援はせず?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.04 07:33
米国のドナルド・トランプ大統領は1日(現地時間)、「北朝鮮は偉大な国になる潜在力がある」と述べ、非核化に対する経済的支援方針を再び表示した。ところがその支援主体には、米国ではない韓日中を挙げた。
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスで北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の特使として表敬訪問した金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長に会った後、体制保証についての記者の質問に「韓国がそれ(経済的支援)をすると考える。中国と日本もこれを助けるだろう」と述べた。それと共に「米国が多くの金を使うべきだとは思わない」と付け加えた。
トランプ大統領は韓日中が援助するべき理由として「我々は北朝鮮から6000マイル(約9656キロメートル)離れている。北朝鮮は彼らの隣国であって我々の隣国ではない」と述べた。これは安保問題も経済的得失を先に考えるトランプ大統領のビジネスマン気質によるものだとの見方がある。