米朝会談に向けて盛り上がる朝鮮総連「平壌で開催を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.28 08:46
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26日に東京で開かれた朝鮮総連の全体大会では、北朝鮮の国旗と金日成(キム・イルソン)主席および金正日(キム・ジョンイル)総書記の肖像画が設置されていた。
26日から27日まで東京都北区十条台では在日本朝鮮総連(朝鮮総連)第24回全体大会が開催された。4年ごとに開かれる朝鮮総連の最大の行事であり、全国の代議員およそ2000人が集まる。史上初の米朝首脳会談の開催が予想される中、朝鮮総連はいつよりも盛り上がっていた。2日前にトランプ米大統領が「米朝首脳会談中止」を発表した後、再び会談開催の可能性に言及するなど米朝関係が大きく動いているが、行事場所には「朝鮮民族をめぐる時代が完全に転換的を迎えている」(朝鮮総連幹部)と期待感があった。
26日午後1時。大会場所から500メートルほど離れた電車駅から警察が立っていた。駅前の広場を間に挟んで「拉致国家北朝鮮打倒」を叫ぶ市民と「ヘイトスピーチ、差別行動反対」というカードを持った市民が向かい合っていた。「大日本愛国党」「憲法改正」と書かれた黒い車は「朝鮮総連は解体しろ。赤い悪魔のテロ国家、金正恩打倒」と放送していた。大会場所に近づくほど警察の数は増え、緊張感も高まった。大会場所の東京朝鮮文化会館では北朝鮮の国旗10枚ほどがはためいていた。建物の正面の看板には「天下絶世の偉人の敬愛する金正恩元帥様を21世紀の太陽として崇めて迎える」と書かれていた。