トランプ氏のシンガポール会談中止の舞台裏…ボルトン氏「譲歩するくらいならいっそやらないほうがいい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.25 10:50
「このように譲歩するくらいならいっそ首脳会談はやらないほうがいい」(ジョン・ボルトン米ホワイトハウス大統領補佐官)
「ひとまず非核化という枠組みの中に北朝鮮を入れてこそ継続した圧迫が可能だ」(マイク・ポンペオ国務長官)
ホワイトハウスの事情に詳しい消息筋は、ボルトン氏とポンペオ氏の2人が6月12日のシンガポール米朝首脳会談に関連した各種対策会議でこのような言葉を繰り返して対立していたと伝えた。ドナルド・トランプ大統領が24日(現地時間)、シンガポール首脳会談の電撃中止を決めた裏側で、2人の正面衝突があったということだ。ポンペオ氏の場合、「完全な非核化」原則を北朝鮮に受け入れさせたら北朝鮮が「我々は核保有国」「核を使う」などの脅迫そのものができないように抑え込むことができるという判断のもとで会談を強く推し進めようとしているという。