青瓦台「文大統領・トランプ大統領、南北と米国ともに終戦宣言推進で意見交換」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.24 09:30
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮と米国の同時「瀬戸際戦術」に直面した。22日に米ワシントンで開かれた韓米首脳会談でトランプ大統領が来月12日の米朝首脳会談取り消しの可能性を示してだ。16日に北朝鮮の金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官も「会談再考慮」の立場を明らかにした。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)高位関係者は23日にこれと関連し「韓米首脳会談で米朝首脳会談が成功裏に開かれるようにしようということにはまったく溝はなかった」として収拾に乗り出した。同関係者は「その部分(北朝鮮の会談再考慮の立場など)に対する評価の問題で互いに見方がやや異なることもある部分はある。状況をどのように見るかに対する観点の違いであるだけで、米朝会談を開催すべきかやめるべきかという意見の違いはまったくない」と話した。会談が終わった後、尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官も「米朝首脳会談が支障なく進行されるよう最善を尽くそうということで意見を集約した」と明らかにした。彼はまた「南北が年内に推進することで合意した終戦宣言を米朝首脳会談後に3カ国がともに宣言する案に対し意見を交換した」と話した。