韓米首脳会談終わるや…北朝鮮「韓国記者、豊渓里に来い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.24 09:12
北朝鮮の豊渓里(プンゲリ)核実験場廃棄を取材する韓国記者団が23日、現場への移動を始めた。米国で開かれた韓米首脳会談が終了した直後に北朝鮮が韓国記者団の訪朝を許容しながらだ。これに先立ち、北朝鮮は18日から韓国記者団8人の名簿受付を拒否してきた。しかしこの日午前9時ごろ、南側が板門店(パンムンジョム)チャネルを通じて再び名簿を伝達するとこれを受諾した。
韓国記者団はこの日午後12時30分ごろ、京畿道城南(キョンギド・ソンナム)のソウル空港から空軍輸送機(VCN235)に搭乗して元山(ウォンサン)へ向かい、2時間後に元山の葛麻(カルマ)飛行場に到着した。北朝鮮税関員は記者団の荷物を検査した。北側関係者は特に「放射能測定器は持ってきたか」と聞いて放射能線量計を押収した。衛星電話やブルートゥースマウスなども押収して保管証を手渡しながら「帰る時に引き取りに来い」と言った。携帯電話の所持は許可した。
空港には記者団が利用した航空機の他に運航便がなく、空港内では普段着姿の人々が記者団に注目した。前日到着した外信記者も同じような経験をしたと伝えた。米CNNのウィル・リプリー記者はツイッターに「外国記者には監視人がずっと付いて回っている」と伝えた。彼らも線量計を押収された。