韓経:日本に似ていく韓国の大学研究室
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.15 09:43
基礎研究の人材基盤が揺れている。主力の大学専任教員の高齢化が深刻だが、「若い血」の輸血はかなり不足しているという分析結果が出ている。基礎研究分野で「早老症」になった日本の道をたどっているという懸念が強まっている。
◆日本に似ていく韓国
科学技術情報通信部傘下の韓国科学技術企画評価院(KISTEP)が全国422の大学のうち4年制大学の専任教員現況を分析した結果は衝撃的だ。2012年に7万914人だった専任教員は2016年には7万4401人に増えた。しかし年齢帯別に区分すると話が変わる。同じ期間、新進の研究員を含む39歳以下の教員数は8614人(12.1%)から6940人(9.3%)に減った。一方、60歳以上の教員数は8416人(11.9%)から1万3803人(18.5%)に増えた。