<南北首脳会談>成敗は金正恩本人の非核化約束に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.27 08:09
2018南北首脳会談準備委員長の任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長は26日、首脳会談の日程に関する記者会見で「我々の特使団が平壌(ピョンヤン)を訪問して確認した(金正恩国務委員長の)非核化の意志を両首脳が直接どの水準で合意できるか、これをどんな表現で明文化できるかが難しい部分」と明らかにした。任室長が述べたように27日の南北首脳会談の成敗は、非核化に関してどのレベルの合意が出るかにかかっている。
今まで金正恩(キム・ジョンウン)委員長の非核化意志は伝言の形で伝えられたのがすべてだ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は北朝鮮訪問を振り返りながら「北側は韓半島(朝鮮半島)非核化の意志を明確にした」と明らかにした(3月6日)。中朝首脳会談後に中国側は金正恩委員長が「先代の遺訓を受け継いで朝鮮半島非核化の実現に注力するというのが一貫した立場」と述べたと発表した(3月28日)。鄭室長が明らかにした金正恩委員長の非核化意志には「北朝鮮に対する軍事的脅威が解消され、北朝鮮の体制が保証される場合」という2つの条件も付いていた。