【コラム】20年ぶり最高賃金、うらやましい日本の勤労者=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.20 08:14
「うらやましいと思えば負けだが」。最近の日本は本当にうらやましい。経済に関しては韓国よりはるかに活気がある。1週間の旅行で日本の状況をどれだけ把握できるかは分からないが、うらやましく感じるためたびたび日本の話をしてしまう。実際に行ってみた観光地のコンビニエンスストアはレジの前で列を作ってしばらく待った。京都など人気観光地のホテルは宿泊客が多く、チェックインするのに20-30分も待った。グルメサイト「食べログ」やソーシャルネットワークサービス(SNS)に登場する飲食店でなくても客は多い。
実際、日本観光局によると、日本を訪問した外国人旅行客は昨年2869万900人だった。これは前年比19.3%増で、日本政府が訪日観光客の統計を発表し始めた1964年以降最多だ。韓国人旅行客(前年比40.3%増)だけが増えているわけではない。ロシア(40.8%増)、香港(21.3%増)、インドネシア(30%増)、中国(15.4%増)、ベトナム(32.1%増)からの旅行客も増えている。
観光客の増加は日本の内需に大きな力となっている。日本経済新聞は16日、「日本主要企業の今年の賃上げ率は20年ぶり最高」と伝えた。246の主要企業を調査したところ、今年の平均賃上げ率は2.41%で1998年以来最も高かったとという。賃上げ額も7527円と20年ぶりに7500円を超えた。