「2050年にも原発維持」「主力は再生可能エネルギー」…あいまいな日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.11 15:05
日本政府が2050年にも原子力発電所を稼働する方向のエネルギー戦略を準備していると、日本メディアが報道した。日本経済産業省の有識者会議「エネルギー情勢懇談会」の10日の提言で確認された。
この提言は、太陽光発電など再生可能エネルギーを「主力電源」と規定したが、「温室効果ガスの排出が少ない」という理由を挙げて原発も維持するという内容が含まれている。再生可能エネルギーを電力全体のどれほどの比率にするかについては明確に提示しなかった。
安倍政権は地球温暖化対策の国際的な枠組みを規定した「パリ協定」に基づき「2050年までに温室効果ガスの排出を80%削減する」という目標を掲げている。日本政府は有識者会議の提言を検討し、今年夏に改定する国家エネルギー基本計画にも一部を反映する計画だ。