韓国政府の支援中断で…韓米研が5月閉鎖へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.10 16:49
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5月11日に閉鎖することになったジョンズ・ホプキンス大国際大学院韓米研究所(USKI)。
韓国政府が6月から予算支援を中断することにしたジョンズ・ホプキンス大国際大学院(SAIS)韓米研究所(USKI)が5月11日に閉鎖することになった。2006年から200億ウォン(約20億円)を投入したワシントンで唯一の韓半島(朝鮮半島)専門シンクタンクが、ク・ジェフェUSKI所長、ジェニー・タウン副所長に対する青瓦台(チョンワデ、大統領府)の人的清算介入論争の末、結局、消えることになったのだ。
ヴァーリ・ナスルSAIS学長は9日午後(現地時間)、ロバート・ガルーチUSKI理事長(ジョージタウン大教授)、ク・ジェフェUSKI所長らを呼び、「韓国対外経済政策研究院(KIEP)が6月から韓米研究所の運営予算を支援しないと公文書を送ってきたため、5月11日付でUSKIを閉鎖することにした」と通知したと、USKIが明らかにした。USKIによると、ナスル学長は「学校ではUSKI職員を雇用できない状況で速やかに結論を出すしかない」と事情を説明したという。SAIS人事処はこの日、USKIの全職員にも研究所の閉鎖について説明し、再就職情報の斡旋など学校側の支援事項を紹介する説明会まで開いた。