韓日米連合の東芝メモリ買収…中国の「半導体崛起」に阻まれる?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.03 09:14
すべて決着したと思われた世界2位のNAND型フラッシュメモリー製造企業、東芝のメモリー半導体事業部の買収手続きがつまずいている。買収当事者でない中国政府のためだ。
NAND型フラッシュメモリーは電源が切れても保存した情報が消えないメモリー半導体。NAND型フラッシュメモリーのおかげでコンピューターや携帯電話の電源が切れても情報はそのまま残る。
昨年9月、韓国のSKハイニックスと米国投資ファンドのベインキャピタルなどが参加した韓日米連合は2兆円で東芝のNAND型フラッシュメモリー事業部を買収することで東芝側と合意した。当初の売却期限は3月31日だった。しかし中国政府の反対で最終契約にいたらず、2次期限の5月末まで契約が延期された。