「平壌の春」…正恩氏、チョー・ヨンピル・Red Velvetら出演陣と一人一人握手
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.02 11:02
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芸術団が『私たちの願い』を合唱している。(写真=共同取材団)
1日午後6時50分(以下、日本時間)、北朝鮮の東平壌大劇場で韓国芸術団の公演が開かれた。金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が夫人の李雪主(リ・ソルジュ)氏とともに公演を観覧し、公演後は出演陣と一人一人握手をして記念写真も撮影した。金委員長と公演を一緒に観覧した韓国の都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光部長官は「(金委員長が)南側の公演中に歌と歌詞に対して尋ねてくるなど高い関心を示した」と伝えた。
公演は当初午後5時30分に始まる予定だったが、この日午後、北側の要請で2時間ずらされ、結局、午後6時50分で最終調整された。突然の時間変更が伝えられた時から、正恩氏夫妻や金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長の訪問が決まったのではないかとの予測が出たりもした。
今回の公演は27日に開かれる南北首脳会談の事前行事であり、2月に江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)とソウルで開かれた北朝鮮芸術団公演に対する答礼訪問行事として企画された。韓国芸術団の平壌(ピョンヤン)公演は2005年柳京鄭周永(リュギョン・チョンジュヨン)体育館で開催されたチョー・ヨンピルのコンサート以降、13年ぶりだ。