【時論】韓国、中国の下請け基地に転落しかねない(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.02 09:09
経済的相互確証破壊が作動する状況で中国は米国の圧迫には簡単に退かないだろう。このような米中関係の変化は韓半島(朝鮮半島)に深く暗い影を落としている。米国の刃先は常に中国を狙っており、中国はこれに対応する構造が作動し米中関係が協力であれ対立であれ韓半島問題は強大国政治の影響を受けている。多分に米国を狙ったサプライズの中朝首脳会談で韓半島の構図が一気に揺らぐのはこうした韓半島安保構造の脆弱性を見せている。
韓中関係は昨年の韓中首脳会談を通じ関係改善のモメンタムを探した。ここに習主席の外交政策掌握力が高まり、対韓半島政策でも埋没費用を減らし持続可能性を高めた。北朝鮮と北朝鮮の核問題に対する両国の政策類似性が高いため協力空間も広がった。しかし南北、米朝関係の発展がそのまま韓中関係や中朝関係にはつながらないだろう。特に韓半島非核化段階とは違い平和体制に転換する段階では休戦協定の当事国として中国は積極的役割を探し、必要ならば韓国に事案別に難しい選択を強要すかもしれない。