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【コラム】ゲーム・整形手術・売春問題についても話そう=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.30 15:27
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韓国で熱くなった#MeToo(ハッシュタグミートゥー)運動の熱気が徐々に冷め始めた。これからは人々の関心を引く事件という次元を越えて、普通の韓国女性が体験しているセクハラ・性的虐待への対応方法について意味ある議論を始める時だ。このような議論の側面で大変重要な変化があった。最近、韓国では移住女性の性的虐待に関心を向け始めている。以前は移住者の中で、特に違法在留者を対象に横行していたこの問題がほとんど表面に現れてこなかった。

私は、多くの韓国人が女性に対する性的虐待は儒教伝統に基づく家父長な考え方の結果であり、近代化や西洋化がもっと進めば解決されると信じているように感じていた。儒教的な教えが韓国社会で女性の役割を厳格に制限してきたうえ、伝統的社会では蓄妾制度のような悪習を許し、社会的地位が低い女性への性的虐待を招くような明らかな階級的障壁があったことは疑う余地がない。それによって女性の社会活動も厳しく遮断された。

 
ところが儒教的な考え方が女性に及ぼした影響はそれほど簡単に話せるような問題ではない。儒教では男性の自制を求め、男女関係において礼儀を徹底的に守るようにさせた。儒教的伝統には残酷な面が含まれているが、女性を性的消費の対象に商品化することには反対した。

私は大学生時代に、軽薄な女性のイメージを低く見る儒教的態度を高尚なふりをしているものと認識していた。だが、広告等を通して、ポルノに近い女性のイメージが持続的に露出する現在の状況を見ながら、儒教学者の主張にも一理があり得るという考えを持つようになった。

私は数年前に招待されて訪問したある小学校の行事で衝撃を受けた。その行事で、濃い化粧をして露出の非常に高いドレスを着た少女が教師たちから刺激的なダンスをするよう求められていたのだ。両親はこれについて大きな不満を持たなかったようだったが、私は少女がまだ幼い頃から人々の注意を引くように性的に誘惑する役割を果たさなくてはならないと考えるように訓練されるような感じを受けた。その後、化粧を強要される多くの女性を地下鉄で見ながら、そういう規範の影響が広く拡散することを恐れるようになった。


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