日本メディア、「6月初めにも日朝首脳会談の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.29 10:46
早ければ6月初めに金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が安倍晋三首相と首脳会談を行う可能性があるがあるということが北朝鮮労働党幹部に伝えられていると朝日新聞が29日、報じた。
朝日新聞は複数の北朝鮮消息筋を引用して、最近北朝鮮労働党が党幹部に配布した政治教育学習資料集に「6月初めにも日朝首脳会談を行う可能性がある」という内容が含まれていると伝えた。資料集には金正恩委員長の外交手腕に対する絶賛と共に、韓国・日本・米国・中国・ロシアなど5カ国に対する北朝鮮の外交政策が盛り込まれている。
この中で北朝鮮の対日政策に対する部分には「日本政府が最近、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)を通じて首脳会談の開催の意思を北朝鮮に打診してきている」と伝え「日朝首脳会談は5月に予定されている米朝首脳会談の後、6月初めにも平壌(ピョンヤン)で開かれることがあり得る」と記されている。だが、2002年9月の日朝「平壌宣言」で日本が国交正常化への道筋として示した日本人拉致問題と北朝鮮による核・ミサイル開発問題については具体的な方針を示していない。