北は米朝談判の「保険」を望み、中国は「パッシング」を懸念した
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.28 09:19
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の26日の訪中は、中朝関係改善以上の意味がある。金正恩委員長が米国との談判に備えるため、本格的に事前整地作業をしたという信号であるからだ。
その間、北朝鮮の相次ぐ挑発で中朝関係は冷え込んでいた。中朝間の首脳級の交流は金正日(キム・ジョンイル)総書記が訪中した2011年5月が最後だ。中国の習近平国家主席が昨年11月、宋濤・共産党対外連絡部長を対北朝鮮特使として派遣したが、金正恩委員長は会わなかった。