障害者保護者の土下座の訴えから6カ月…住民「特殊学校建てるな」激しく反発=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.27 15:22
1/3
昨年9月に障害者特殊学校の設立を訴えて地域住民の前で膝をついたチャン・ミンヒさん
「チョ・ヒヨン教育監、お話をしましょう。あなたの任期はあと3カ月しか残っていない」。
ソウル江西区加陽洞(カヤンドン)の旧コンジン小学校4階の講堂にチョ・ヒヨン教育監が入ると、拡声器を持った一人の男性が立ち上がって叫んだ。約150席を埋めて廊下にまで立って説明会を待っていた障害者の家族らはこの男性に向かって「拡声器を消してください。説明会を聞きにきたのなら静かにしましょう」と訴えた。江西(カンソ)地域の住民というこの男性はむしろ「うるさいと思う人は耳をふさいで出て行けばいい」とし「保護者は被害者コスプレをせず、他人の地域のことに口出しするな」と声を高めた。
26日、ソウル江西区加陽洞の旧コンジン小学校の講堂でソウル市教育庁が主催した「住民と教育共同体が共にする特殊学校設立推進説明会」は、一部の地域住民の激しい反発で騒々しくなった。旧コンジン小学校は来年9月に開校予定の江西地域特殊学校(ソジン学校)が入るところだ。