7億ウォン以上する現代美術作品に…「WANNAONE」「カン・ダニエル」などの落書き=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.27 11:09
世界的な韓国現代美術の巨匠、李禹煥(イ・ウファン)の野外展示彫刻品が観覧客の無分別な落書きでき損されていたことを受け、警察が捜査に入った。
釜山海雲台区佑洞(プサン・ヘウンデグ・ウドン)にある釜山市立美術館側は「野外展示場の李禹煥空間」に設置されている彫刻が落書きと足跡で汚されていた事実を発見し、最近警察に届け出た」と26日、明らかにした。1月末に落書きを見つけた美術館側は作品を緊急復元したという。き損された作品は李禹煥の『Relatum-Coner』で、何者かによって作品表面に鋭利なもので引っ掻いたように「WANNA ONE」「カン・ダニエル」などのアイドルの名前とハートが書かれていた。落書き下の方には土がついた足跡も見えた。作品が展示されているのは野外公園のような場所で、誰でも簡単に接近することができる。
該当の作品は高さ2.7メートル、幅3メートル、厚さ4センチメートルほどの大きさで、自然石と鉄板で作られている。2015年、作家の専用展示場「李禹煥空間」開館を記念して美術館側が展示した彫刻作品4点のうちの一つだ。当時の作品価格は7億ウォン(約6885万円)で、現在はそれ以上になるという。